18年09月日記

西暦 18年9月6日 木曜日 中国5000年の歴史
 今朝は高戸甚右衛門宅(河間)にいた。
 先生は御年96歳。若い頃に放浪された世界各地での見聞をつい昨日のように語っておられた。
 今は俗界を離脱した。
 
 雲 耕 月 釣 である。

 先生の話を拝聴するひとり(恐らく80代後半)が詩吟を披露した。

 楓 橋 夜 泊   長継

 月 落 鳥 啼 霜 満 天
 江 楓 漁 火 対 愁 眠
 姑 蘇 城 外 寒 山 寺
 夜 半 鐘 声 到 客 船


 束の間だが、僕は中国5000年の歴史のなかにいた。

西暦 18年9月5日 水曜日 無題
 アインシュタインの相対性理論を受けて、現在の物理学に時間の不在を主張する学者が世界に二人いるという話を昨晩にユーチューブで聴いた。その内容の95%は理解不可能だったが、納得できる部分もあった。
 宇宙ができて125億年。その間に存在する(とみられる)過去→現在→未来があり、現在は絶え間なく過去に流れ込みかつ未来が絶え間なく現在化されている。つまり、過去は定量化されるものでなく未来も同様であるから、個々の人間にあるのは主観的な記憶のみである・・という部分。ニュートン力学に異を唱え一般相対性理論を定立させたアインシュタインは妙に説得力があり、敢えて言うなら彼はロマン世界を創った。

 それはさておき
 今朝整形外科に行った時、元金津町町議の田島さんに逢った。彼女は車椅子。お互い脳を患った仲である。「余生はボチボチとやりましょう」で別れた。

西暦 18年9月4日 火曜日 無題
 不思議な夢を見た。亡くなった知人の死骸を抱きながら歩く自分の前に、これも10年前に亡くなった親父が現われて僕を叱るのである。その時の自分が冥界にいる自分なのか生きてる自分なのかわからない。思うに自分は半死半生なのだ。 

西暦 18年9月2日 日曜日
 昨日の朝、滝の名水を見に行った。

 
 それはさておき
 先日に開かれた坂ノ下納涼祭で演奏するトランぺッター・タニロッソの写真が下である。