2002年07月

  02/07/31 (水) 無題

議員ではないけれども、議会のことをよく知っているひととの四方山話。
「例えば合併して市になると、町議会がなくなり市議会になります。イメージが変わります。地域密着型の、良きにつけ悪しきにつけ味のあるひとはいなくなるでしょうね。」と言う。
「理屈屋や、広域をカバーできる名士紳士が主流となり、近所のおじさんタイプのひとの出る幕はなくなる」ということだろう。

行政の無駄省きも議会の無駄省きも世の流れだから、自分の出る幕がなくなるのは当然であり仕方ないとしても、ちょっと寂しい話だと思った。
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●夕陽をみていて、この欄に去年書いた夕陽恋を思い出した。
面白かったというメールがあった唯一のものです。
お暇な方はどうぞ。

02/07/30 (火)) つれづれ

きょうはそんなに暑くならないそうです
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●吉崎御山の急斜面の一部崩壊の報告を、7/22の全協で聞いた。
7/27の夕方、現場はブルーシートで覆われていた。

貝塚跡として有名な下八日区・大鳥神社の大銀杏の木の上部の太い枝が竜巻(だそうだ)で裂け落ち、神楽殿を直撃した。
今も修復作業は続いている。

ふるさとの やしろの裏の貝塚は
   今も昔の ままなるらんか   永井麟太郎

●昨日は、養護学校の教師からいろんな話を聞いた。学校と地域との交流がいろいろ模索されているという。
障害を個性だと思えば、差別も逆差別も少なくなるとぼくは思うのだけれども、地域の代表者としての行政は、いずれクローズアップされてくるこの課題には真剣にとりくむべきだ。

●高校野球県大会決勝戦
福井商業が福井高校を6点リードした時点でTVを消した。
再びTVをつけたら、なんと福井高校11対6逆転勝ちの瞬間だ。
・最後まであきらめるな
・油断大敵
既に青少年ではないぼくだが、とにかく頑張ろう。

●禁酒に自信がついた。
自分でいうのも変だけれども、己の意思力の強じんさには驚く。
ならばついでにと、けさから禁煙体勢に入った。
午前11時、P小泉来訪。
眼前にたゆたうショートホープの煙に「一本ちょうだいや」と言ってしまった。
目標を設定し、それに向かって努力することは美しい。
しかし挫折することもある。
挫折こそが人生なのではないかとぼくは思う。

02/7/29 (月) カヌー下り

昨日は、39会恒例の第3回・竹田川カヌー下りだった。
川の実態を近場でみることによって、この世のあり様を考えるという正しい理念が受け入れられるようになるにつれ、年々乗り手が増えている。今年は総勢9人(うち大人男性7人、大人女性1人、少年男子1人)だった。
午前9時30分、桑原の堰を出発。
我々の一行に異変が生じたのはその30分ほど後だったか。
かったけちゃんのカヌーが転覆したのだ。
用意周到のぼくは、近寄りデジカメを構えた。転覆したカヌー復元の為に必死の彼を、そしてサポートするドクター正味を6枚連写した。
昨年のスリランカ住田艇転覆の際も撮影に成功しているので、ここまでは異変というよりもむしろ恒例だった。しかし、連写し終え救出にむかったぼくのカヌーも転覆してしまったのである。
水中に放り出されたデジカメは当然水浸しだ。店頭販売安物30万画素は仕方ないとしても、データー消滅が残念だ。
新聞フォトコンクールに出品するつもりだった。
入賞をねらっていた。
タイトルも既に考えていた。
しかし、思い通りにいかないのが人生というやつかもしれない.
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●ところで
竹田川にはエッチビデオやエッチDVDが流れていた。カヌーからそれらを拾い上げた某君は「ビデオは駄目やけどDVDはみれる」と家に持ち帰ったそうだ。
「愛はこころから」を信条としているぼくにとっては興味のないしろものだけれども、竹田川カヌー下りは資源回収という今日的な役割を担っているのかもしれないと思った。

●トリムパーク及びBG様。いろいろお世話になりました。

02/7/28 (日) 昨日の一日 

昨日の昼さがり。
開設したホームページの項目を修正したいという古い友人の電話で、今立町へ。
若かった時、夜な夜な福井駅前のおでん屋で酒を飲み交わした相手。あなじ町議だけれど、その頃の硬骨・一本気をそのまま維持しているひとだ。
浮世を軟弱に泳いでいるぼくは、見習わねばと思った

夜は吉崎湖畔の夕べ祭り。浜風をうけるあずまやで抹茶を楽しんだ。
汀に並べられた灯篭の灯かりが美しい。
沖に見える鹿島の森が石川県というのはちょっと不思議だ。冗談だけど、今度の市町村合併で福井側にとりこめないかと思ったよ。


帰途、39親睦会の開かれているかったけちゃんちの庭に寄った。
備長炭で焼かれるサザエをついばみながら見上げる月が赤味を帯びている。山室の月はなまめかしいのだ。
蛍をみにいこうと3人がたちあがった。かったけちゃんのみぞ知る秘密の場所を歩いたが、3匹みつけただけだった。
6月下旬が最高で今の時期は季節はずれなのだそうだ。
蛍乱舞一大スペクタクル・見れてよかった生きていてよかった体験ツアーは来年持ち越しとなった。


02/7/27 (土) 無題

きょうも暑くなりそうです

02/07/26 (金) 毎日整理整頓をするようになりました 

昨晩の事務所は8人の集まりで、なかのひとりが養護学校の教師だった。
普通学校のこどもたちにとっての夏休みがわが世の春であるとしても、障害児の場合はどうなのかと、そのあたりのことを聞いた。

「親が終日一緒にいてあげることはできません。そこで学童保育所のようなところに預けることになります。金津町の場合は、どういう対応をしてらっしゃるのですか?」と聞かれたが、ぼくには即答ができない。近日中に役場へ一緒に行くことにした。
担当課は福祉保健課と教育総務課だろう。
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●電話で妻からカウンセリング的団塊世代論を聞いていて何度もうなずいた。
貴重な指摘なので、HPに書き込もうと思ったのだが、どのコンテンツに書いていいのかよくわからない。


02/07/25 (木) 朝陽を見て思ったこと 

個人情報の保護が大切なので子細無しで言うと、
昨晩のぼくは父親失格やなあと思った。けさは夫失格やなあと感じた。

もしもぼくが、バラの棘で血の滲んだ小指をみて失神するような繊細人間であるならば、○○失格○○失格と、諸々失格が上積みされていき、最後に、「人間失格・さよならだけが人生だ」という太宰治の世界が待っていることになる。
そうであるのかどうか、自分ではよくわからない。

02/07/24 (水) 夕陽を見て思ったこと 

昨日、夕陽に誘われ缶ビールを持って竹田川のほとりにいずかった。

雲が茜色にそまっている。
ぎんぎんぎらぎら 夕陽が沈む
ぎんぎんぎらぎら 陽が沈む
 なのだ。

上空を見上げると一羽のトンビが舞っている。

夕焼空がまっかっかー
トンビがくるりと輪をかいた
ホーイのホーイ 
  三橋美智也は天国で元気なのだろうか。

水草の葉に一匹の赤とんぼを見つけた。
夕焼小焼けの 赤とんぼ 負われてみたのは いつの日か
15でねえやは 嫁に行き お里の便りも 絶え果てた

15才で処女喪失というのは不純異性交遊に当たるのではないかと一瞬思ったが、それは現代人の思い込みであって、当時の15才はほぼ大人だったのだ。唄が時代のいろもようであることを忘れてはならない。少子高齢を現代とするならば、当時は多子壮齢だった。そしてその時代が必ずしも不幸せだとは言えなかったような気がする。
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●最近、掲示板の書き込みが少なくなって、ぼくとしては寂しいですねえ。
なんていうか、一人相撲をとっているような気分になってしまいますねん。


02/07/23 (火) 保険は大事なんだろうが 

はつなつの 夕べ額をひからせて
  保険屋が 遠き死を 売りに来る 

確か塚本邦雄だったと思う。

先日、電気工事の親方との話しのなかで「最近の職人は腕がわるなった。土んなかの高圧ケーブル重機で掘るとするやろ。わしら若いときゃぎりぎりの勝負やった。今は保険あるもんやから、おざなりや」と言われた。
生命保険にしろ物損保険にしろ万一の場合の保証として、常日頃は意識外にあったはずのものが、利用しうる身近な対象となってきたということか。
世の理解できない犯罪とも決して無縁じゃないだろう。
「犯罪の陰に女あり」は「犯罪の陰に保険あり」になってきたような気がする。
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●市町村合併特別委員会が発足する。合併などというものは数十年に一度あるかないかのもので、ぼくたち住民の生活に大きな影響を与える。
十分吟味しなければならないのだが、住民の声を聴く為の場の立ち上げに関して、行政は遅いと思う。
行政に質問状をだしましょう。議会にも20人の議員がいます。
ぼく個人もお呼びがかかればどこへでも行きます。
自分の知っている範囲内のことならば、何でもお答えします。

●役場担当課で住基ネットについての懸念を聞いた。
管理者以外パスワードは知らないのだから、一般職員の不正アクセスは無いという答えだった。個人情報保護の網掛けも検討中とのことだった。
考えてみると、管理者はパスワードを知っていなきゃならないんだなあ。

●正味氏(仮名)はじめ、何人かのかたのアドバイス頂き、四苦八苦しながら、ふたつのパソコンをやっとLANで繋いだ。便利やねえ。
もうFDもCDもMOもなんにも要らない気分だ。ただ仕事があればいい。

02/07/22 (月) 住基ネット 

昨日は祭り明けということでぐっすり眠り、朝8時起床。
上半身裸で事務所TV前にねそべり、祭りビールの残りを飲みながらサンデープロジェクトを久し振りに観ていた。
テーマは住基ネット。
片山・田原・櫻井・○○の4氏がてんでばらばらにしゃべるので、アンテナゼロのぼくの頭がぐちゃぐちゃになっているうちに、某夫婦が来訪。TV観戦は打ちきりとなった。

晩飯時の新聞読みで、朝日「市職員、情報のぞき見。四日市で疑惑噴出・住基ネット不安」の見だし記事に目を留めた。
市職員らと推定される、特定しきれない十数件の不正アクセスが刑事告発される予定だという。

ここのところ、ある町のひとから相談を受けているぼくは、こういうプライバシーが果たして守られる保証があるのだろうかと不安になった。
金津町役場は既に電子決裁に踏みきっている。IDカードの発行で、行政の業務は迅速になるし、情報が国とオンラインになることによる節税効果は大変に期待できるのだろうと思う。しかし不正アクセス遮断システム(ファイヤーウオールというらしい。建築用語でいう防火壁やね)に不安があったらそりゃ駄目だろう。
行政職員もひとの子だ。のぞき見したいという俗欲の思いをもっていても仕方ない。
しかし思うのにとどめさせる、システムとしての防禦機能が完璧であるという保証書が発行されない限り、住基ネット施行は延期されるべきではないか。

02/07/21 (日) 昨日は金津祭りだった  

区の理事をしているぼくたち数人は、坂ノ下区に入ってくる山車を区長とともに出迎える。ネクタイの正装で出迎える。
青壮年団は法被姿で出迎える。
「巡行してくる神様の道案内が我々や。跋扈する魑魅魍魎に対する露払いが我々の役目なんや」と区長から聞いたことがある。天つ神vs国つ神かもしれない。
5、6年前、今高3の娘から「お父さん、山車ってなんや?」と聞かれて「神様や。神様が、みんな平和にくらしてるのかな?と、みて廻るんや」と答えた。いわば、出張神だと思ったのである。
しかし、山車の信長、弁慶、利家のつわものたちは、やっぱり神様ではなくて、ガードマンだろう。神様は神輿のなかだもんな。とすると神輿の出ない地区はどうなんだろうか」と思いながら区内巡行に随行し、八幡神社境内で休息した。

誰かが誰かのホームページで、「牧田は、ビールをもちながら 顔見知り女性にさかんに話しかけていた」と書いていたが、随行者として神の存在に思いをめぐらし続けるぼくにそのような余裕のあったはずがない。話しかけられただけである。
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●昼飯時、新聞で「第18回荒磯忌・荒川洋治特別講演(高見順の世界)」の案内記事を見たので、午後、会場の三国町立図書館に行った。1時間半の長丁場だったけれども、ちっとも退屈しない。さすが、詩人やね。
終了後、ロビーで一服。声をかけてきた知人と合併の話になった。
三国町民にも意を同じくするひとが沢山いるような気がした。
旧森田銀行での絵画展経由して、海岸沿いの喫茶店に行き、3人で談笑。
きょうの午後は三国デーだった。


02/07/20 (土) ホームステイ  

昨夕、県庁知人職員より携帯コールがはいった。
「今度、ロシア人ふたりのホームステイを受け入れてください」という。
「何故私が?」の問いに対する答えが、「牧田さんは、人格者だからです」だったので、むげに断ることもできない。
「私には高2の娘がいる。間違いがおこると嫌なので男は駄目だ、女性ならば受け入れましょう」と答えた。

仕事の合間に「ボルガの舟歌」をロシア語で覚えよう。
パチンコUSA隣のカラオケボックスで、ウオッカ飲みながら披露するのだ。団塊の世代日本男児の喉の太さを十分に味わっていただこうと思う。
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●すみません。掲示板で間違いを指摘されました。
私の娘は高3です。
●昨晩、暇な私は祭り前夜の各地区本陣をバナナ号でみて廻った。
某区の青年団から、「牧田はん、本陣コンクールの評価基準を情報公開しなあかんのではないけ」といわれた。勿論、入賞を逃した地区だ。

02/07/19 (金) 環境  

昨日、某Sクロスメーカーのセールスのひとが、ぶ厚いカタログを携えて来訪した。ここ数年でビニールクロスの需要が相当減ったという。
先日の福井新聞投稿欄で清水さんが言及していたが、要するにシックハウス症候に対する懸念のひろがりの結果だろう。
自然、話題は環境にうつった。カタログの留金も、金属から焼却可能な素材に変えたという。

建設リサイクル法が動き始めた。
一ヶ月ほど前、環境保全特別委員会で、廃材廃物の中間処理施設を視察した。破砕したリサイクル素材がベルトコンベアーの上を流れトンネルに入っていく。そこに磁石が据え付けられていて、強力な磁場によって釘類金物類を取り除くのだという。
「磁力に反応せんステン釘やらアルミやらはどうなるんやの」というぼくの素朴な問いに対する処理施設側の答えは「そういう細かいところまではなかなか」だった。
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●昨日、女教師の「夏休み間近だわ。嬉しいわ。」を聞いて、夏季休暇には、有給自由行動保証的夏季休暇と、不況開店休業一家離散間近的夏季休暇のふたつがあることをわしは発見した。

●総社金津神社での例大祭終了後のひとやすみ。
・金津町長に、市町村合併に関する「100委員会」の中身を問うたら「事前の資料配布はしない。とりあえず今日までの経過を報告する。100人委員会は何度か開くつもり。公募しての応募者は10数人います。」が答えだった。
・三国大湊神社宮司の松村さんから「宮谷の石切り場跡。あれは世界遺産級ですよ。なんとしても守らにゃあかんですよ。」と言われた。
・市町村合併についての話のさなか、某区長から、昭和の大合併の際の新用、馬場、東善寺三地区の当時の対応を聞き、又県立金津高校誘致の経過を聞いた。現在のかたちに至るまでにはいろんな紆余曲折のあったことを実感した。

02/7/18 (木) 金津祭り近し  

気がついたら、金津祭りが目前、ということで、昨晩は本陣づくりに参加した。
昨年は山番地区だったので準備段取りが大変で、今年とは雲泥の差だった。

山車巡行を担当する地区の皆さん、ご苦労さんです。
巡行の大休止場所は、まちうちで唯一江戸時代の風景が残っているといわれる坂の下八幡神社境内界隈です。
ゆっくりお休みください。


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●コンピュータのデーター整理が一段落したので、本・雑誌・写真等々の整理にとりかかった。要らぬものがありすぎる。
捨てよう。捨てるのだ。過去を、思い出をどんどん捨てるのだ。
本当は自分自身を捨て去りたいのだが、頼りないとはいえ三児の父親の我が身。今しばらくは我慢せねばと思う。
禁酒をした。節煙もした(きょうはしけもくを喫っているのである)。
新しいぞ 私は (荒川洋治の世界やなあ)。

●下八日区大鳥神社境内にある大銀杏の木(町文化財指定)の太い枝に亀裂が入り落ちてしまった。(昨日の朝4時過ぎのこと。竜巻のせいではないかという話だ)。

02/7/17 (水) 禁酒で私は生まれ変わったのだ 

友人に、「未曾有の借金抱えた日本国に見切りをつけ、離れ小島に大統領独裁政権をつくったらどうかね?」というメールを送ったら

「己の人生をいかに楽しく充実して送るか、これを考えることが個人の最大の義務だろうと思うので、離れ小島の独立国造り、真剣に考えるわ。 大統領より将軍がいいね。 大奥なんぞを充実させて、、、、、」が返信だった。
確かに将軍はすごいやね。最後の将軍といわれた徳川慶喜も水戸御三家の出身。なんせ大名だ。
県知事が藩主大名によく例えられるが、権力の集中度は比較にならん。世襲制だしなあ。
城下をお忍びの籠でまわる(議会用語でいうと管内視察)時、
松島菜々子のような町娘が目の前歩いていたとするが。
側近に「今宵あのムスメを城内にさしだせ」と耳打ちするだけで、ものごとは動いたそうだ。
いかんいかん、こういうことを考えるのは一夫一婦制に対する挑戦だ。愛の尊厳の否定だ。やっぱり、議会制民主主義がよろしい。

だけどまあ、離れ小島の将軍ならば、搾取すべき臣民も町娘もいないのだから関係ないわな。
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●三国の地名語源を辞書で調べてみた。
①漢語説 たくさんのくに、さんごくいちのといいますね。
  ちょっとおごった地名だともいえる。
②やまとことば説 水国(みずのくに⇒みのくに⇒みくに〕三国

●ここんとこ、自分で日記書いてるより、掲示板覗いてるほうがよっぽど面白いなあ。

02/07/16 (火) 禁酒 

家族のひとりひとりがトラウマを持っている。
ということを十分に感じた昨日だった。
梅雨はいわば鬱期だ。
憂さ晴らしの酒は自己嫌悪を残してしまう。
きょうから禁酒だ。禁煙はしない。
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もう中華そばを食べない
ーン、中華思想か。
(いないとは思うけど)、もしこのHPみる三国町関係者がいなさったら、
是非コンテンツ「掲示板」を覗いてください。


02/07/15 (月)  昨日の一日

朝早く友人来訪。近くの喫茶店へ行きモーニングコーヒーを飲む。
喫茶店というところは日に一度は行く場所だったのに、近頃は殆どいかない。

戻ってTVのスイッチオン。
昔一緒に勤めていた設計事務所の後輩が、街づくりについてしゃべっている。たいしたもんだ。

コンピューターのデーターを整理した。どうでもいいような記録が沢山沢山残っている。過去をどんどん消した。生まれ変わったような気分になった。これで仕事がはいってくればいうことないのだ。

夜、妻とともに、福井市二の宮の義兄宅へ。
新聞社勤めの義兄から、町村合併を中心とした話を聞く。
小学校の理科教師をしている義姉からビオトープを中心とした話を聞く。

夜10時半、義兄宅を出る。
妻運転の車の助手席で、酔ったほてりを感じながら「うん、ぼくはなかなかに秩序ただしい日々をいとなんでいるのだ」と思った。


02/07/14 (日)  IT

きのうとはうってかわっての晴れた朝だ。遠くの山の木々の緑が眩しい。
きょうはコンピューターのデーター整理で一日を過ごそうと思う。
思えば建物の構造計算簡便化のためにコンピューターをいじり始めたのが十数年前だ。フリーソフトでCADに手をそめてから6年が経つ。ITの利用は2年前の2月からだ。
若い世代にとってのIT環境はもはや当たり前だろう。逆にぼくらより上の年より世代にとってのITはアンタッチャブルであるかもしれない。そうするとぼくら団塊の世代は端境期世代か。

議会に関していえばCATVでその映像情報を家庭に流せる。議会や委員会でITを利用すればチャットという手もある。議場も不要になるじゃないか。誰でもが覗けるのだから傍聴の自由はいわば無制限だ。
岡山県のなんとか町が初発となった電子投票は我々の町村にとっても近未来だ。大変な節税になるはずだ。選挙の顔見せもCATVが担ってくれよう。
というようなことを考えれば考えるほど、市町村合併はより広域にわたってしかるべしと思うのだがなあ。


2/7/13 (土)  銀行員というのはきっちりしているなあ

昨晩7時、町内の料理屋。
大手というか悪名を轟かせたというか塩川財務相を怒らせたみずほ銀行の男、福井銀行から関連会社におりた男と3人で会った。
みずほが豊原水穂国からきているなんてぼくは始めて知ったよ。
国の経済を支える土台あるいは舵取役が銀行だと言えば格好いいし、ひがな一日札束数えているところが銀行といえば格好よくない。
みずほ男も出向先を探しているということで、情報交換するふたりの話をぼくはじっと聞いていた。
肩叩きというと収入激減で暗い匂いがするけれども、もともとの収入がある輩にとってはまずい話ではない。つまり彼らは幸せなのだ。

ひとは食えりゃそれでいい。一日一日生かさせて頂いたことを神仏に感謝することの積み重ねがつまり人生というものだろう。
数日前の新聞が人類の歴史は700万年と報じていたが、そのスパンで考えりゃ科学技術文明爛熟の今日は一瞬にすぎない。
老いが幼児帰りだという定義を人類史に重ね合わせつつ、ぼくの出向先は洞窟生活、縄文式狩猟生活だとこころに思い描いている。(ああ、しかしそうすると体を鍛えておかにゃ駄目だなあ)。

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●午後4時50分、すごいどしゃ降りのなかを外出した。事務所裏坂道のグレーチング側溝の随所で水が噴水のように盛りあがっている。
建設課にみせなければと、デジカメ持って現場を再訪したのだが既に雨は小止み、噴水は消えていた。

坂道上がったところは住宅団地だ。昔は山林畑で保水力十分だったが、宅地化で表土はコンクリアスファルトに覆われてしまった。大雨ともなれば排水側溝は当然オーバーフローする。
宅地化が悪いのではない。宅地化に伴い排水調節の為の貯水池をつくらなかったことが駄目なのだ。典型的な町の失政といえるだろう。
というようなことを考えていると、田中長野県知事さん、脱ダム一本槍ではちょっとまずいんじゃないかという気もする。



 2/7/12 (金)  きょうは素晴らしい快晴だ

所用でいろんなところへ行って疲れたせいか、
昨晩は夜7時に就寝。
目が覚めたのが午前6時だから11時間眠ったことになる。
眠ることが一番の快楽となっている昨今です。

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●合併に関する、住民の意見を聴く会が開かれます。
全員で100人。うち10人を公募しています。
〆切は7月22日です。こぞって役場に応募しましょう


●ジェントル丸岡から、ノートパソコン用インバーター充電コードが入ったという電話が入った。午前中の合併研究会を終えてののち三国土木に行った帰り、東尋坊近くの松林の木陰に車を留めてCADにいそしんでいる。
クーラーでは味わえないさわやかな風だ。眼前には青い日本海が果てしなく広がっている。思えばぼくが操を捨てたのがこの辺りだった。
「もう海をみに行かない」と日記に書いたのがつい一週間前だから節操がない。しかし、松平春嶽のブレーンであった横井小楠は「変節することこそが大事だ」と言っているのだから、これでいいのである。


2/7/11 (木)  舟唄

昨日、所用で町役場を訪れた際、担当課から、舟唄を探しませんか、と言われた。

「江戸期、竹田川沿いのそれぞれの河戸から三国湊に瓦やら石(宮谷石やね)やらいろんな物資が運ばれました。船頭はその際黙って手漕ぎしていたはずないでしょう。いわば金津舟唄を唄っていたはずです。その唄を探し出すのです。
屋形船に物資・三味線を載せて三国湊までくだるのです。舟唄を力いっぱい唄いながら漕ぐのです。」という話はなかなかに面白かった。
県とのからみで、竹田川の一部親水空間化の模索を始めるとのことだが、いいですね。
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●暇な夜だったので、焼き鳥を食べようとひとを誘い三国町の「養老の滝」を目指した。店の名前が「どっとこむ」に変わっていた。ぼくも助手席もびっくりしてしまった。


02/07/10 (水)  昨晩のどしゃぶりはすごかったね

何ヶ月振りだろう、久し振りに町のHP「みんなの会議室」を覗いてみたらゴミのポイ捨て問題が賑やかだ。花乃杜のトンネル付近がターゲットである。

①不快だから、ゴミ捨て禁止の看板たてて(A)
②看板設置する(住民課)
③看板たてる前にすることあるんじゃないか(B)
④たててもらってありがとう。でもその前に捨てさせない努力必要では?(A)
⑤看板設置だけで問題解決しない。悪質ポイ捨てへの意見ないのか。回答を!(C)
⑥看板設置ありがたい。でも回答姿勢に問題あるのでは?(A)
⑦・・・これは無関係か
⑧ポイ捨ては個人のモラルの問題。道路周辺については町外のひとが大部分と思っている。今後、関係部署に要望していくつもり(住民課)

ゴミも生前は有用な存在で、であるならば蛇蝎の如く嫌われるのはゴミじゃなくてゴミを捨てる輩だろう。
環境保全特別委員会に入っているものだから、こういう道路周辺は勿論、山中の不法投棄された場所の幾つかもみてきた。
処理施設に集められたゴミの巨大な山をみた時には、これ全部ぼくらが出しているんやと思い、唸ってしまった。
どこでだったか「ここにゴミを捨てないでください。お釈迦様がみておられます」と書かれた看板みて、ウーンみておられなければいいのかと思ったこともある。
全国で唯一、ポイ捨てに対する罰金賦課条例制定した町を視察した時の担当課の弁は次の通りだった。
「目抜き通りは綺麗です。汚いのは山際の道路、特にバイパスですね。町外の通勤マイカー族が捨てるんですね。罰金ですか?制定してもう3年経ちますけど賦課該当者はおりません。小さい町ですから顔見知り多いですし、恨まれるの嫌ですからね。行政だけでの解決はなかなか難しいので、さまざまの環境美化グループと協調してやってます。」

時代錯誤を承知で言えば、ぼくは社会の食生活や住宅に対する意識が昭和30年代・つまり高度経済成長以前に戻ればいいと思うことがある。
住宅について書くと長くなりすぎるので省くとして、食生活について言えば、間食間飲をしないことだ。間食必要とするひとは、自分あるいは配偶者が弁当つくることだ。高級な弁当箱を購入する。そうすれば愛着わいて容器の投げ捨てには至らない。
間飲必要とするひとはポットにお茶いれて持ってあるくことだ。そうすればペットボトル空缶の投げ捨てには至らない。
必要以上にエネルギッシュにならないことだ。そうすればゴミは確実に少なくなる。本当か嘘か、江戸時代は三食ではなかったという話を聞いて、ぼくは一日二食主義を励行している。
追 金津町内にも環境美化ボランテイアグループが幾つかあり、NPO取得グループもあります(ふたつだったかな?)
いろんな活動しているので御参加ください(最近のぼくはさぼってばかりやなあ)。

02/07/08 (月)   酒の効用

「日記の更新がない。行き倒れしたんとちがうのか」という電話があってウーンと考え込んでしまったのである。

知合いの手話のセンセの語録・「体は正直や。頭が邪魔をする。」をぼくはとっても好き。「考えるな。感じろ。」だ。
言ってみりゃわたしのからだのほてりみてちょうだいがこの日記書くモチベーションだったのに、ひとの生き死にを珍しく考えていたら、頭パニックになって、書くことなくなってしまったんだ。
でもまあ土日に渡る友人知己集まっての酒池(肉林なし)酩酊で、もとに戻ったみたい。
ぼくの最大の欠点は真面目すぎることだとひとはいう。
偶には酒を飲んで開放的な気分に浸るべしだ。
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●葬儀会場での弔電読み上げは全廃がよかろう。喪主が目を通せばいいだけの話だ。
少なくとも首長や議員優先には理がない。
読むならば故人直接の友を優先すべきだ。であってこそ哀悼こもった弔意をぼくたちは聞くことができる。
選挙にらんでの売名戦略というのも、煩悩具足の衆生につきものだと思えば可愛らしいのかもしれないが、やっぱり釈然としない。


02/07/07 (日)   無題

同じ坂ノ下区の栗山さんが亡くなられた。
環境美化に熱心で、区民館前の公園、神社境内あるいは路上の植栽周りをひとりこつこつと清掃しておられるのをみかけた方も多いと思う。
確か昨年、町の表彰を受けられたはずです。
合掌。


 02/07/06 (土)   無題

近所の同級生が亡くなられたのが3年半前。
今度は奥さんが亡くなられた。
人の命というのは本当にはかないと思います。
合掌

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●葬儀の夜に行なわれた初七日。
僧侶は、「忌中の忌=とむらうの本当の意は会うこと、故人と自分がしっかりと対座することです」と言う。
現世は、世辞・追従などをある意味で不可欠としているのかもしれぬ。
しかし本音だしあう自然体が基礎にあってこその人間関係だとはいえるだろう。
今宵のぼくはひとり静かにウイスキーを飲んでいる。
現世からさようならした親族・友人・知合い、さまざまなひとたちの顔と言質を思い出しながら飲むウイスキーはほろ

 02/07/05 (金)   もう海を見に行かない(しばらくのあいだ)

きのうTV局のひとから合併に関するいろんな話を聴いていて、釈然としない思いが残ったのでやっぱしちょっと書きたくなってしまった。

雄島やサンセットビーチ・・・。再三訪れた三国の海岸にはもう行かない。
若い時デートした何人かは三国の女性だったが、しなければよかった。

6町合併の協議会は法定ではなく任意だ。方向性を模索する会であって、合併に向けての拘束力をもつものではない。協議の結果、嫌ならばテーブルから降りればいいだけの話だ。それを三国町は拒否した。
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財源豊かで、北前船の寄港地として栄えた湊町。独特の歴史と文化的伝統のある三国町。
しかしだね、金津町の竹田川水運はいろんな物資を各河戸から三国湊まで運んだのだ。集散地として湊が栄えたのはいわばその結果でもある。繁栄を支える、支えられるは相互依存なのだ。

三国町の偉いさんが昔「江戸期は金津町も宿場として栄え遊郭もあったが、三国芸者はモノが違う。三国は上臈や。大名相手に政治談議できるけど金津は枕や」とぼくに語ったことがある。
政治も下世話もへったくれもないのが談議であることをわきまえないこういうひとの発想を教養人型発想とぼくは密かによんでいる。「一夜妻でも 妻は妻」が人間の真実なのだ。
三国は海産資源を持っているといわれるが、ならば芦原は地中深いところで温泉が豊富だ。金津には(産廃処理施設が多いけど)今はやりの中山間地があるし、新幹線がとまる。丸岡は元丸岡藩領で、日本最古の天守閣・丸岡城を持っている。春江は空港がある。坂井町にはえーっと米がある。
要するにそれぞれいいところがあるのだから汝の隣人をお互い愛さなければならないとぼくは思っていたのだがなあ。


 02/07/04 (木) 無題

しばらくお休み致します。





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●掲示板「金津町の主婦」さん。又、返事書きます。

 02/07/03 (水) 昨日の一日

昨日は町村議会議員研修会だった。
午後1時、福井県自治会館多目的ホール。
「地方分権と議会制度運営の諸問題 その活性化のために」というタイトルで講師は全国町村議会議長議事調査部・村上栄一氏。
事例挙げつついろんなこと言っていたけど、要は「自治体が二元代表制であるにも関わらず、議会の力が弱い。首長に対してきっちりと対峙しなあかん。議員とは議論・討論をするひとのことをいうんやぞ。」というものだった。
役場に戻り幾つかの課で所用こなして帰宅。
頭痛がする。
きのう唯一の食事だった夕食をとったあと、うとうと眠った。
目が覚めたらTVは「火曜サスペンス劇場」だ。刑事役が西郷輝彦だったので最後までみた。何年ぶりかでみた西郷はギラギラを押えたいい中年になっている。
53.4才は渋い。女性にもてるピークなのだろうと思った。

頭痛が左側頭から右側頭に移行し、汗ばむ。腹はり体おもたく倦怠が走る。仏壇の扉あけ「御先祖さま、きょう一日生かさせて頂いてありがとうございました、南無阿弥陀仏」と唱えたあと布団を敷き横になった。
こんこんと眠った。

 02/07/02 (火) 管内視察

昨日は環境保全特別委員会管内視察。
小雨のぱらつくなか、朝9時半から夕方4時半まで12箇所を見て回った。
視察箇所の種類は、埋め戻し・土採取・リサイクル施設・シュレッダー施設・産廃中間施設・工場廃水・製紙工場で計12箇所。
一日中ゴミをみていたら頭が痛くなってしまった。
他ならない我々が出しているゴミなのだけれど・・・。

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●久し振りに日記ファイルを覗いてみたら、02年3月がすっぽり抜けている。バックアップファイルをつくる習慣を持たないぼくはちょっと困ってしまった。
日記というのは自分①の自分②に対する語りかけみたいなもんやから、3月は現世離脱月間だったのかという気分だ。

●昨日の議員控室。
「三国町は6町合併・任意協議会に加わらないことを決めたそうやな」と某議員が言う。
知合いの三国町議に仔細をじっくりと聴いてみようと思った。


 02/07/01 (月) 昨日の日曜日

どのみち日曜日や、白波眺めつつCADをこなそうと三国の海岸へ車を走らせる途中、ショッピングプラザイイザに寄った。(いい加減な名前やね。その点、金津創作の森のネーミングにはいい雰囲気が漂っている)
気に入ったノート用ジーンズバッグ(¥1915・含消費税)を購入した後の店内散策でレジのフランソワーズ真有美が目に入ったので久しぶりの談笑。そこへ来た客がたまたまぼくのよく知っている奥さんで、車椅子のお子さんを連れていた。手術して歩行能力がアップしてきたという話を聞くうちなんとなく心が軽くなりプールに直行した。
水と戯れていると身も軽くなる。
プールに若い女性が多いともっと軽くなるのにと思った。
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●さあはやく寝よまいかと机を片付けていたら、ラジオが哲学者と地質学者の対談を始めた。
西欧に始まり米、日ときて中国に移りつつある現代文明は既に
衰退の一途をたどり、古代ローマ帝国のような滅亡がみえてきているという。
自然の厳しさに学ばなければどうしようもなくなるというくだりで、ぼくは週のうちの数日は山で仕事しようかと思った。
●早朝、教順寺来訪。
「宝物展に二百数十人来てくださった」とのことです。