2006年02月

06/02/28 (火) 2月最終日 

底冷えのする朝だけれども、日の出ははやくなり小鳥のサエズリも活発になりもう確実に春である。

昨晩は、久しぶりに晩酌を妻と共にした。
「国会でのあのメール真贋論争の件の裏に一体何があるんやの?」と聞かれたが「知らん知らん、そんなん、権力の中枢にいるもんか、特捜部くらいにしかわからんことやろね」と私は答えた。
なににつけ疑惑の噂は永田町周辺にあるのだろうけれども、部数を誇る大手マスコミは、100%の確証が無い限りうわすべり記事にとどめるかあるいは書かないかですますし、小部数のいわゆる二流といわれる社がつっこんっだ記事を書いたとしても、情報収集力の弱さ故にガセネタというレッテルを往々にして貼られてしまうのだろう。

マスコミというと、嫌な思い出がある。
若かったころ、頼まれて知人の書いた原稿をA新聞(Aというとから始まるからわかってしまうけど・・)の福井支局に持っていったことがある。
支局長だったか、とにかく応対にでてきた中年男が「私たちにはボンセンサスがあります、あなたのボンセンサスは?」と言うので「ボンセンサスってなんですか?」と聞いたら、やや睥睨するような目で「フランス語です。日本語でいう良識です」と言われた。気障でしょ?
気障な男は苦手だ。

というようなことを思い出しながら、寝る準備をしていた7時過ぎ、
「いつも7時過ぎに寝るそうやけど、8時40分まで寝ないでくれ。今から行く」との電話が入った。もう春なのだ、夜もせめて10時くらいまでは起きている生活に戻ろう、と私は思った。

〇コンテンツ「予定」3/1⇒「おもいっきりテレビ」をクリックしてください。この地に伝わる伝統的味噌「なっとみそ」つくりのことやマラソンおじさんのことなど、元気な老人たちの風景が映し出されます。
又、背景としての和室や台所などの感じが素敵。何故ならば、どちらも私が設計したからです。


06/02/27 (月) さあ 新しい週が始まった 

いつのまにか始まったトリノ・オリンピックもいつのまにか終わり、きのうからプロ野球オープン戦が始まった。
昔から会とか組織とかいうものに入ったことがないけれども、「阪神タイガース後援会」にだけは入ってみたいと思う程のタイガースファンである私にとってこのチームの動向は例えオープン戦と言えども気になる。幸いにしてただ今ニ連勝と好調のようで、この調子を公式戦まで維持してほしい。
今年のセ・リーグは阪神、巨人、中日の3チームによる首位争いとなるだろうが、最も警戒しなければならないのは巨人だ。清原ファミリーを放出し、機動力という野球の原点を目指し始めた新監督・原の手腕を無視できないからだ。

一般的に言って、私はハンサムが嫌いだ。むかっとくる。女性にふられたこともないようなつまり挫折を知らないようなオプテイミズムの雰囲気が苦手なのである。
が、確かにハンサムだけれども原はちょっと違う。。
幼い時から、父・貢にしごかれ、巨人から石もて追われながら復帰したという経歴に不屈の精神を感じさせる。そして、姉さん女房を持つことで甘えん坊のココロも同居させるという、なんつうか、隠し味を持っているのが原の顔だと、私は思う。

それはそれとして
本日の午前中は広報編集委員会が開かれ、私自身が担当する記事のひとつとして、「ふるさと探訪」を仰せつかった。ならば写真が必要だしかし私のデジカメは壊れている困ったしかしこの際やと議会事務局のわあさんに相談したら、「ま、300ー400万画素のデジカメであれば大丈夫でしょう」と言う。
委員会終了と同時に、私はパソコン周辺機器量販店に車を走らせ、チラシ満載新品デジカメコーナーをすり抜けて、良妻賢母ひっそりたたずまい的中古デジカメコーナーに立った。
310万画素のほりだしものが、¥8,700也で売られている。私の好きな瓶焼酎11ケ分が飛んでいってしまうしかしええいままよ構うもんかの思いで買った。自分のものとした。
うん、自分の世界が拡がっていくような気分になった。

〇コンテンツ「予定」3/1⇒「おもいっきりテレビ」をクリックしてください。この地に伝わる伝統的味噌「なっとみそ」つくりのことやマラソンおじさんのことなど、元気な老人たちの風景が映し出されます。
又、背景としての和室や台所などの感じが素敵。何故ならば、どちらも私が設計したからです。


06/02/26 (日) 外は雨 

明け方に目が覚めた。
昨日、散髪に行ったせいか、アタマが寒くてかなわない。仕方なく毛糸の帽子を被ってパソコンの前に座った。
座ったのだけれども、まだ眠い。      ということで、又寝ます。

で、目が覚めたら10時を過ぎている。TVをつけたら、サンデイプロジェクトで自民・逢沢某と民主・野田某が言いあっている。
野田某は顔も体もふっくらしていて「うーん、この容貌は本来公明党なんだがなあ」と思いつつ対論相手の逢沢某をみると、ゲジゲジまゆげだ。
勿論、私は、ひとのこと言える顔ではないのだが、「逢沢というと、昔、鳥取県選出の国会議員にそういう名前のひとがいた。その息子なのか。だとすると、司葉子の息子ということになるぞ。信じられんなあ」と思いつつ又寝ることにした。

06/02/25 (土) 愛情について

午前4時半に目が覚めた。カレンダーをみたら、もう土曜日だ。
4人の来客と共に語り合った昨晩での、最後に食べたレトルト食品「越前そば」の皿を洗いテーブルを拭き、今、熱々珈琲を飲んでいる。

NHKラジオが「心の時代」を流し始めた。今朝の語り手は精神分析医だ。
彼は、乾いてきた現代社会のなかでのこどもごころの変化に対する警鐘を鳴らしていた。地域力の失われてきた現在、親はもとより保育士の教諭の、こどもとの顔突き合わせての愛情示しが大切だと訴えていた。愛情の示し方にノウハウはなく、なんでもええから愛情を受けているのだと、こどもが感じることが大切だと訴えていた。

教育理論など全くわからない私だけれども、このひとの言わんとしていることはわかる。
いずれ社会人となって大海に飛び出していくこどもたちの原点となるのは、肉眼でのというか等身大でというか、とにかくきめ細かい愛情を注がれたという記憶なのである。
その意味でも私は、中学校は安易に統合すべきではない、2中を維持すべきだと思っている。

06/02/24 (金)  静香な朝


昨日の昼は、運転免許証更新の為に講習を受けていた。なんでもそうだけれども、慣れないことは疲れる。「三年あとには又受けにゃあかんのか」と思いつつ帰宅。その後はCADに専念した。
夜は午後7時半から「国民健康保険運営協議会」が金津庁舎で開かれた。
散会後、同僚三人で目指した喫茶店は閉まっていた。
よって、私の事務所に集まっての懇談となった。
・・・と書いたところで、荒川静香金メダル獲得のニュースがラジオから流れてきた。
自宅に戻りTV映像をみてきたが、たいしたもんだ。
氷上にレール軌道があるのではないかと思わせる程の滑らかな滑り、天井からのピアノ線で足首が吊られているのではないかと思わせるほどのあげる足の高さ、三半器官がきかんのではないかと思わせるほどの回転の速さ。
「なせばなる」「努力は必ず報われる」といった諺があるけれども、それは程度問題だ。
我々凡人がいくら努力したところで到達不可能なレベルを可能たらしめているのは彼女の持つ稀な素質故のものなのだろう。


〇はるか昔、私が独身だった頃のこと。
酒場で傍らに女性がいる時、バーボン・ウイスキー水割りあるいはロマネコンテイ39・ワインを片手にしての話題はいつも「恋愛論」だった。あれから幾星霜。

2週間程前だったかな?・・。同年代某女性との焼酎片手の話題が「恋愛論」になった。ほろ酔いの私は、どうもながながとしゃべっていたらしい。   
でやね・・
先日、彼女が新聞の切り抜きを持ってきて、「私の今の気分とぴったりよ」と言う。OCR編集ソフトでUPしたので、よろしかったら、御覧下さい。⇒「女たちの12章に寄せて」

06/02/23 (木) 深夜ラジオは森昌子の「先生」を流している

昨日の午後1時半から、市姫荘で社協理事会が開かれた。議案は、「社協評議員の選任について同意を求める件」と「社協福祉移送サービス事業運行管理規定の制定について」だった。評議員候補名列には知った名前も沢山あり、「うーん、〇〇さん、△△さん、元気で頑張ってらっしゃるんやなあ」という感慨がアタマをかすめた。
(注:頂いた資料のなかに「一人暮し高齢者のつどい」案内パンフがあったので、UPしました。コンテンツ「予定」⇒3/1、3/2をクリックしてください。

終了後、私の事務所で同僚議員二人と三人で四方山話。
広報誌「あわら」2月号が話題になった時、某議員が「中学校建設問題を財政数値のことに限定し、教育的見地に触れていないのはおかしい」と、言う。うなづきながら、私は昔を思い出した。

学生時代、私は教師になりたいと思っていた。その夢が昂じた時、先輩の下宿へ行き、「先輩、ぼくは先生になりたいんや」と言った。
「あかん。あんたには、反道徳的行動がようけある。あんたが先生になったら生徒達がかわいそうや。やめとけ」が先輩の答だった。その意味で私は教師に対して劣等感を持っている。
だって、教師世界は世俗と一線を画し、行政の権威に対しておくすることなく生徒たちの現状を在り有べき未来を語ることを保証されている世界だと思うからである。
とまあ、そんなことを考えているうち、夕刻になったら、別の議員が来訪。すごく賑やかしくなった。
「いつ誰が来るかわからない。事務所を常に清潔にしておこう」と、私は思った。

06/02/22 (水) 昨日の一日

昨日の午前中は、清水町(もう福井市に編入されたのかな?)の工業団地で打合せ。山麓でもないのに雪がまだ残っているのが不思議だった。

午後をCAD三昧で終え、夕食のあと金津庁舎へ。
午後7時からの「平成18年 福井坂井地区広域市町村圏事務組合清掃センター及び最終処分場運営連絡協議会」に出席した。
初めの出席なので今までの流れがよくわからず質問もしなかったけれど、ここもやっかいな問題を抱えていることだけはわかった。

協議会終了後、同僚議員と共に私の事務所へ。
このホームページ掲示板「中学校建設問題」をクリックしたのだが、開かない。「うーん・・サーバーの問題か、誰かが邪魔してるんか、いややっぱりこのパソコンが古くなったからやろ」と思っているうちにやっと開いた。紙に打ち出してほしいと言われたので、プリントアウトボタンをプッシュしたのだけれども、うまくプリントされない。
考えてみると、私のパソコン及び周辺機器のほとんどは中古品なのである。「新品のパソコンを駆使したい」を見果てぬ夢としない為に、仕事を頑張ろう、と思った。
午前零時の時報が鳴り、同僚議員は帰宅。私は入浴し歯を磨き漫画「神武」をしばらく読んでから就寝。熟睡し、目が覚めたら7時を過ぎていた。

06/02/21 (火) 漂着ゴミ

「19日、日本海沿岸を中心に漂着ゴミが急増している問題について、全国の被害実態を詳細に調査するとともに、自治体の処理費用の一部を助成する方針を固めた。
 漂着ゴミの発生源と見られる中国、韓国、ロシアなどと共同で、海洋へのゴミ投棄を防ぐ対策も検討する。3月中に内閣官房や環境、国土交通、外務各省などの担当者による対策会議を設置し、2006年度から具体策に取り組む考えだ。
 1996年から漂着ゴミに関するサンプル調査を行っている財団法人「環日本海環境協力センター」によると、ゴミはポリ容器などプラスチック類が中心で、増加傾向が続いている。
・・・ 廃棄物処理法では、海岸のゴミを処理する責任は自治体にある。自治体の財政負担は重くなっており、特に離島の被害は深刻だ。長崎県対馬の場合、ゴミ処理能力が足りず、福岡市などに運んで処理している。
・・・ 廃棄物処理法は、海岸でのゴミ焼却を原則禁止している。ただ、海岸を管理する自治体には、環境へ影響を及ぼさないことを条件に焼却を認めており、政府は自治体向けの焼却指針も作成する。」(YOMIURI ONLINE02/21)


趣味が海岸散歩夕陽観賞の私は、ここ数年、漂着ゴミの中にハングル文字を何度も目にしている。若狭・越前・加賀辺りの海岸は,朝鮮半島からの潮流の関係で漂着しやすい場所になっているのだろう。
海岸毎に、ゴミステーションとか小型の焼却炉があれば、散歩者や釣り人が自発的に処理するだろうに何故ないのだろう、法律が禁止しているのだろうか、と私は思っていたのだけれども、上述の記事に拠れば自治体がそれを設置することはできるのである。
〇午前5時。
空気が冷えているせいか、あたり一面にモヤがかかっています。
街灯がかすんで、とてもファンタジックです。
「茨木のり子さんがお亡くなりになったそうです。HPで彼女の詩を紹介してください。」
という携帯メールが友人のAくんから入ってきたので、UPしました。
(といっても、私が知っているのはこの詩だけですけど・・)

  自分の感受性くらい

ぼさぼさに乾いていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ                 茨木のり子

 


06/02/20 (月) カーリング

煙草の火を落とした為、お気に入りのズボンに小さい穴があいてしまった。太股の微妙な部分なので、ステテコの白が見えてしまうのが恥ずかしい。仕方ないので新しいのを買った。お気に入りは¥1.000-だったが、今度は\1,980-だ。進化する私である。
進化しているのがもひとつあってそれはウエストだ。前回+3cmのものを買った。

買物を終えて事務所に戻った夕刻、知人がふらっと来訪。話題は
①中学校建設問題
①耐震補強
①芦原温泉の活性化   だった。

知人が帰ったあとは夕食。
TV画面は、トリノ・オリンピックのカーリング競技を放映している。ルールが全くわからない。漫然と眺めているうち、「あれは大型おはじきではないか」と、思った。カナダあたりで盛んな競技らしいから、カーリングは英語だろう。カーは自動車で、自動車は動く。リングは丸い輪だから、動く丸いものとでも訳したら、やっぱりおはじきだ。
〇なんつうか、頼まれごとが重なってとっても忙しい。あれをやらにゃこれをやらにゃと思うのだけれども、アタマの切り替えが不得手つまり不器用なので、ものごとがスムーズに進行しない。
こういう時、私は、忙中閑ありということで海を見に行く。
本日の加賀の海は荒れていた。浜風は冷たかった。停めた車中から1羽の水鳥が浮かんでいるのを発見した。もぐったのか、私の視界から突然姿を消した。いくら待っても浮上してこない。溺死したのだろうか・・・仕方なく「波阿弥陀仏」を唱えながら、車をスタートさせた。
しかし、水鳥でも溺れるのだろうか。

06/02/19 (日) 深夜にオリンピックを聴きながら

午前2時起床。
いつものように上半身裸になり熱い湯で体を吹いた。顔を洗い歯を磨き真新しい下着に着替えた。
熱々珈琲キリマンジャロ飲みつつ自分のホームページを開いたら、クリックカウントが15万を超えている。なんとなく新たな気分になった。

議員になって一期目の途中、友人達から薦められてこの日記を書き始めた。一年ももてばいいか、と思っていたのだけれども段段癖になってしまい、書かない日があると、忘れ物をしたような気分になった。公開日記だからと、読者に顔を向けて書いていたのが、いつの間にか、自分に顔を向けて書くようになってしまった。

我侭駄文との今までのお付き合い、どうもありがとうございました。
なんだかんだと言いながら、議員やってる間はこれからも書き続けていくんだろうと、思います。
〇午後は、お袋と一緒に知り合いの老人のお見舞いに某大病院へ行った。見舞い終えて帰りのエレベーターで、知人とばったり。
「こういう所で会うのは、気持ちのいいもんではありませんなあ」と、相手は言う。
そうなのだ。病院や介護施設が繁盛する社会というのは、本来はよくない社会なのだ。

06/03/18 (土)
さあ 週末だ

昨日は午後一時半から教育厚生常任委員会が開かれた。委員会も最終日三日目に入り、管轄は福祉部だった。
今年の10月から障害者自立支援法が施行されるので、私は、その動向について聞いた。身体・知的・精神障害者に対する支援が介護保険のような契約のかたちをとり一本化されていく、というのが骨子だが、功罪についてはいずれにしろ動き出さなければよくわからない部分があるみたいである。
三日間、それぞれの管轄部門に対しての質疑を終えたあと、課題がひとつ残った。
考えさせられる課題でありそれについて行政側との間で丁々発止があったのだけれども、委員会側の態度は教育厚生常任委員長の裁断となるので、ここでは書かないでおこうと、思う。

閑話休題
例えば議員控室にいる時、議員どおしで「昨今の親の教育力の欠如」が往々にして話題となる。その時、私は恥ずかしくて必ず下を向く。

私の三人の子どもたちが幼少だった頃は、彼らや彼女をいろんなところへ連れて行き、いろんなことをして一緒に遊び、いろんな話を一緒にしたが、それはどうも親の義務感でしたことではないからだ。
子どもというものがどのようにして言葉を覚え、どのようにして立居振舞を獲得していくのかを観察することは、自分自身の追体験をすることであり、とっても面白かったから夢中になっただけの話だ。
よって子どもたちが中学に入った頃には会話・接触が疎遠となり、妻からは「今の子どもは昔の子どもと違う。父親としてのサポートがもっと必要や」と、いつも言われていた。
つまり、父親としての義務を果たしていたという自信がないのである。
○↓知人(若く美しい女性)からのメール無断UP。

先日、どこかの市議会議員さんが、懇親会でコンパニオンのお姉ちゃんと野球拳をして、お姉ちゃんを全裸にしたという新聞記事を読みました。
牧田さんは大丈夫だと信じてますが、くれぐれも野球拳にはご注意を(笑)

06/02/17 (金) 雨音を聴きながら

今朝は、午前5時に起床した。外はまだ闇だ。
久しぶりに空腹を感じたので、レトルトカレーを食べた。
雨模様になってきた。この雨で残雪もなくなるだろう。ラジオから松任谷由美の「春よ来い」が流れているが、春はすぐそこまできている。

先日の全協で提出された資料「あわら市総合振興計画(素案)」を読み始めたのだが、なにしろ相手はぶあつい冊子だ。進捗が困難だ。やっぱり、有志議員集まっての定期的勉強会が必要なのだろうと、思う。
昼前に、福井市内の某建築設計事務所へ。話題が坂井郡内某病院の保険に関わる不祥事になった時、所長は、「なあ、まきちゃん。姉歯やヒューザーのことならわかる。ハコモノが少なくなってやね、我々建築関係者は小さい肉片を放り投げられた動物園のなかのライオンの群のようなもんやからなあ。
だけど、病院の場合はやね、医療関係者が足りないんやぜ。需給のバランスが逆なんやぜ。」と言った。

釈然としない思いで事務所を出たらちょうど12時だ。
しばらく会っていなかった女性に「一緒に食事しないか」と電話した。
相手は子ども劇場のひとだ。小1時間のドライブと食事タイムの話題はおのずと子育てのことに終始した。話すうち、私も昔はお父さんをしていたんだなあ、という妙な感慨に陥った。
「あの日に帰りたい」と一瞬思うことは、誰にでもあるのだろう。
〇「小姑」さんへ。「議会報告」訂正完了です。

06/02/16 (木) 迷惑メール

「盗人にも三分の理」という諺がある。これは確かだ。
比喩がずれるかもしれないが、アフリカ大陸サバンナ草原に生息し、ライオンなどの肉食猛獣が捕獲し食べたその残りものをかすめとり、みんなから忌み嫌われているハイエナも、実は食べ残しを掃除することによって草原に病原菌が蔓延するのを防ぐ、という大切な役割を担っているそうで、「天は人の上に人をつくらず 人の下に人をつくらず」と福沢諭吉も言っている。
「地球は大きなホスピタル」と、どこかの製薬メーカーも言っている。

それはそうなのだが、例外もあるだろう。私にどうしてもその存在理由がわからない職種に「迷惑メール発信業」がある。
「私はさみしいの」とか、「電柱の陰から毎日貴方をみています」とか、訳のわからないメールが、このところ日々二桁の量で入ってきて辟易していた。過去には裸体画像まで入ってきたこともあり、なんで画像や実物ではないんや、と怒り心頭に達したこともある(⇒これは冗談)。

昨日、パソコン識者からその撃退方法を教えてもらい、やっと安堵した。
大多数のひとから嫌われても、一部のひとに信頼されての営みであるのならば、それは「反迎合主義」の証で、とても素晴らしいことだ。
しかし、このての営みを信頼するひとは、まず皆無だろう。
迷惑メール発信業者達は空しくないのだろうか、他の職種に変わったほうがいいのではないかと、ひとごとながら私は思うのである。

06/02/15 (水) 昨日の全協

午前6時前に芦原温泉某旅館で目が覚めた。朝食まではまだ1時間ある。とにもかくにも珈琲を飲みたいのだが、この時刻、喫茶コーナーはまだ開いていない。仕方なく事務所に戻った。
湯を沸かし、熱々珈琲ブルーマウンテインをただ今静かに味わっているところです。

閑話休題
昨日は、午後一時半から全協が開かれた(注 全協=全員協議会)。
協議事項は
1、あわら市総合振興計画の素案について
2、中高一貫教育の取り組み状況について
3、当面の重点施策について
(1)中学校建設問題について
(2)金津東部土地区画整理事業について
(3)金津雲雀ケ丘寮のPFI事業について
(4)庁舎の統合について
4、ケーブルテレビの議会放映について
だった。

あわら市議会の場合、行政側からの提出議案は各委員会にその審議を附託される。つまり委員会中心主義が採用されている。
そして、全協は、委員会のように正式なものではないのだけれども、委員会の枠を超えて協議されるところにその特徴がある。

・中高一環教育についてはOHPを使用して現場教師側からの長い説明を頂いたが、聴くなかでさまざまな疑問を感じた。

・他の項目(特に中学校建設問題)については議会での慎重審議を必要とする。
「新聞に市長が統合の姿勢を表明したってことは、統合が決まったってことやろ」と何人かのひとに言われたが、そうではない。
市側の打ち出した姿勢に対して、さまざまの側面からその説得力の有無を検討し質問し発言していくのが我々議員の義務であるし、だからこそ統合にしろ二中化にしろ議会承認を必要とするのだ。
そうでなければ、議会の存在理由などなくなってしまうではないか。

今、この日記を読んでいる皆さん。
皆さんの住んでいるそれぞれの地区のあるいは投票したそれぞれの議員に対してこの問題をいろいろ問うていってください。
今回の全協で、教育委員会から「中学校建設財源比較表(「議会報告05/02/29」にUPしたもの)の、より詳しい検討を加えた改訂版資料が提出された。今晩、UPするつもりです。
?・・午前7時が近づいてきた。旅館に戻り、朝食を食べてきます。

06/02/14 (火) 自戒

英の作家というか評論家の故バーナード・ショウが、記者団から「貴方の一番の愛読書は何ですか?」と問われた時の答は、「銀行の預金通帳だね」だったそうである。そう答えるのがリッチマンの習性なのだろうが、みなくてもいつもギリギリなのがわかっている私などにとっては一番の嫌読書だ。

そう、私がリッチであるはずがない。
数日前、あるひとと会った時、「高そうですねえ。これが日記に時々出てくるダーバンのコートですか?」と言われて、私は答に窮したよ。
某スーパーマーケットでの購入もの(¥2,300-消費税込)だったからである。
ダーバンのコートだの、独煙草ゲルベゾルテだの、ニナリッチのバッグだの、ザルツブルグ音楽院だの、モンマルトルの丘だの、ハインリッヒ教授だのは、聞いたことのある名を日記に適当に並べただけの話だ。
海外渡航は、「オーストラリア簡保の旅1週間=シドニー湾内周遊豪華客船甲板で唄った港町ブルース」と、「カナダ・モントリオールでの妻と一緒のホームステイ10日間=ナイヤガラほどの滝はないやがら」の2度だけであり、ヨーロッパ大陸へ行ったことは勿論ないし、死ぬまで行くこともない。

ということで
「うーん、いくら私的HPとは言え、一応は公開している日記なのだ。嘘をついてはいかん、脚色してはいかん。いかんいかんと朝夕わたしにつげるくちなしの花なのだ」と、私は強く自戒した。

06/02/13 (月) 愛のこと

明日はバレンタインデイである。
「スーパーでバレンタイン用のチョコレートなどを万引きしたとして、神奈川県警茅ケ崎署は茅ケ崎市文化推進課長中村成信(しげのぶ)容疑者(56)=同県寒川町小動(こゆるぎ)=を窃盗の疑いで逮捕した、と12日発表した。中村容疑者は「商品は買ったものだ・・・商品を持ち出して店外の駐車場にいたところを、警戒していた女性警備員に取り押さえられたという。中村容疑者は1人で自家用車で来店し、約3万円の所持金があったという」と容疑を否認しているという。(asahi.com)」
を読んで、不思議な気分になった。

若い時から、殆どが男性ばかりの世界で暮らしてきた私には、バレンタインチョコのやりとりをその日の風景として見た記憶はないので単に推測するだけなのだけれども、とにかくそのセレモニーに自分も加わらなければ、という思いが引きがねになっていたのは間違いないだろう。とは思うのだが、よく読むとこのひとは男だ、女ではない。
結局よくわからない。

ところで、昨日のラジオで、イタリア人男性と結婚した日本女性が、夫からの愛のささやきについて語っていた。
早朝、一輪の野の花を携えて寝室に戻ってきた彼は、「朝一番の美しさを君にプレゼントする」と彼女に言ったそうだ。
うーん、なかなかやるではないか。
チョコも言葉も美味しいほうがいい。

06/02/12 (日) 昨日の土曜日

昨日の朝、某設計事務所所長との電話で「ギカイにいるといやんなることようけありますわ」とぼやいたら、「まきちゃん、なに言うてるんや。あんたはまだまだ若い。前を向いて颯爽と生きてかなあかん」と諭された。
確かに年上の人にとって、私はまだ若い。颯爽は無理だけれども、とにかく前を向いて歩いていこうと思った。うん、元気がでた。

夕刻、三国町梶のとある民宿へ出向いた。某小団体の新年会が開かれている場だ。座っている面々の前には越前蟹と熱燗が並んでいる。唾飲み込みながらの簡単な議会報告を兼ねた挨拶を終え、「一緒に飲んで食べたい。しかし車で来た。飲酒運転と人騙しはしてはならないことだ」との思いで、誘いを固辞して宿を出た。

帰途、浜地の海岸に寄った。ダーバンのコートの襟をたて、寒風吹きすさぶ月明かりの砂浜を歩いた。友は影だけだ。
絵になっていた、と思う。

06/02/11 (土) 昨日の一日

昨日の午後一時。丸岡町役場で、一部事務組合・介護保険広域連合議会が開かれた。全協⇒本会議で、午後5時前に終了。
3月には三国・坂井・春江・丸岡の四町が合併してさかい市がスタートするので議会構成議員メンバーも変わる。つまり、今期最後の議会だったわけです。
ということで、議会終了後は某料理店での納会に移りました。納会終了後は、あわら市議5人で、とある居酒屋に行き又飲んで議論していました。

議会資料等の議会内容については、OCR編集機能ソフトを駆使して、「議会報告」にUPするつもりです。

ところで、「団塊の世代が被保険者になる10年後は大変や」という話が、議員どおしでの会話に頻々とでてくるし、数値上は事実その通りなのだけれでも、本当に危機なのだろうか。
一般的に言ってだけれども
昭和22年23年生まれの我々団塊の世代は、戦中世代と比較して、育った時代背景に若干のずれがある。
戦後の混乱期に生まれた我々は
粗食ではあったけれども、飢えを経験はしなかった。
粗食ではあったけれども、添加物混じりの食生活ではなかった。
教室は芋の子洗うがごとくであったから、それなりの競争意識も芽生えた。
遊びの全てを自然のなかで体得したことによって水や雑草や樹木のエキスを体内に取り入れた。
家の手伝いを強制され、いつもカラダを動かしていた。
つまり、我々団塊の世代は意外とタフで、介護不要層になる資格を持っているのではないかとも、思うのです。
〇先ほど事務所前をサイレンならしながら数台の消防車が走っていった。
火事の誤認だったそうで、よかったよかった。
なお、嶺北消防署・火災テレホンサービス(0776-51-2000)に電話をすると、消防車が出動している時の出火場所アナウンスが流れています。

06/02/10 (金) 無題

上のサイトは、私の友人が、某個人会員制掲示板にUPしたもの。本人の了解を頂いて貼り付けた。
クリックし画面右隅の日本語を押すとスタートします。

「見ました。・・中略・・うまく言えないけど、何かいいですね。人の一生なんてこんなちっぽけなことなんだろうけど、いろんな人に守られて生きてるんだ。だから振り返らずに前を見て進めばいいって…本当にそのとおりですよね。
素敵なサイト教えてくださってありがとうございます。おやすみなさい。くじら」
との携帯メールも入ってきました。(注:くじらはハンドルネーム)

殺伐としたこの世だけど、ホント、私も一服の清涼剤を飲んだような気持ちになりまた。

06/02/09 (木) 常識

昨晩はカラオケに行っていたので深夜の帰宅となってしまった(注:私の持唄は演歌「港町ブルース」と静かなバラード「そっとおやすみ」の二曲だけなので、もっぱら聴き役でしたが・・)。

そのせいで、目が覚めたら7時を過ぎていた。降り続いた雪で辺りは真っ白だ。
朝食時、TVニュースは、姉歯とは別のサムシングとかいう事務所の構造設計偽造の疑惑を流している。建築関係不祥事の連続だ。
やりきれないなあ。
マスコミが言うように「官から民へ」の拙速がその背景に多少はあるのかもしれないが、骨子は違うだろう。
連日報道される違反は、プロにとっては憲法違反のようなもので絶対にしてはならない常識欠落の露呈だと、いえる。

官であろうが民であろうがどこの国のことであろうが法律があろうがなかろうがしてはならないこと、それが常識というものだろう。
殆どのひとの日々を支えている基盤は常識だ。
常識以外に何のとりえもない私には、「世の中には、あぶないひとが本当にいるんだなあ」と思えるのです。
〇ついでに、あぶない話をクリックしてください。

06/02/08 (水) BBS

Mr.Kくんが、この掲示板に「中学校建設問題」をたちあげてくださった時、あわら市のホームページ・市民会議室に「中学校建設」というコーナーができた、と言われたので私も先日覗いてみた。
この問題に関心を持っているひとは沢山いるはずだし、UPはドシドシドシと増えていくだろう。いいことだ。
ということでこのコーナーの利用規定を読んでみた。

「この市民会議室は、市民相互の意見交換や各種サークルの情報交換の場として設けています。 なお、市民会議室に寄せられるメッセージにつきましては、必ずしも市が回答するものではありません。必要に応じて市の考え方や施策の方針などをお示しすることもありますが、原則として、市に対するご意見やご要望、ご質問などにつきましては、各課・各機関の電子メール、または、くらしのサポートの「くらし」内にある「市長へのメール」、「あわら市意見箱」をご利用ください。」

ウーン、いろんなことが書いてある。このような格調高い利用規定を私の「掲示板」にも書こうかなあ。
私は「あわら市御意見箱」を探してみたがよくわからなかった。「市長へのメール」も大切だが、これはマンツーマンの応答になってしまう。BBSはそこが違う。(注:今、マンツーマンと書いてしまったが、本来これは女性差別用語でパーソンツーパーソンと書かねばならないらしい。しかし、これは癖なのだ。私は女性崇拝主義者です)

ところで
「・・必ずしも市が回答するものではありません・・」は「・・必要に応じて市は回答します・・」と読めるし、さらに「・・必要に応じて市長が回答します・・」とも読める。

投稿者のさまざまな疑問に対して、市長は(必要に応じて)返事を書けばいい。
①読んでいない⇒ならば、幹部職員が読むことを薦めたらいい。
②投稿に「返事ください」添付がない⇒ならば、投稿者はそのメッセージを添付すればいい。
③公用等で多忙である⇒ならば、睡眠時間を削ればいい。
④書く必要はないと思っている⇒ならば、?

何故こういうことを思うのかというと、
3月から予定されている「地区別説明会」は回数限定時間限定のものであり、紋切り型の説明で終わってしまうのではないかと、危惧するからである。
勿論会場からはスルドイ質問も多々出るだろけれども、「ええー、御意見はいろいろありましょうが、そろそろ時間がきましたので」という司会の言葉で、説明会自体が通過儀礼的に終わってしまうのではないか、と懸念するからである。
〇ウーン、すっかり忘れてたが、きょうは娘の誕生日だったのだ。

娘よ お誕生日おめでとう
名もなく生きておくれ   お父さんのように
貧しく生きておくれ    お父さんのように
美しく生きておくれ    お父さんのように

06/02/07 (火) ちょっと思ったこと

昨晩は、掲示板に書き込みをしようと思っていたのだけれども、意志薄弱というかなんというか、晩酌をしたらコテンと眠ってしまい、書き込みは今朝になってしまった。
さて、昨晩のその晩酌は久しぶりに妻と一緒だった。
TV画面は次期総理の特集をしていた。我々の話の方向が「女性総理ってのはどんなもんやろか」になっていき、なんとなく田中真紀子の名前がでてきた。
妻が「田中さんは何で外相辞めさせられたんや?」と私に聞くので「詳しいことは知らんぞなもし。けどか、外務官僚との間に激しい確執があったらしい。結局任命者としての保身の為に、小泉が彼女を切ったんじゃろきりまんじゃろ」と熱々珈琲を飲みながら私は答えた。
「付け加えるとやね、彼女はまわりをあごでこき使ってたらしい。なんたって、元首相のお嬢さんだもんなあ。みんなからちやほやされながら育ったせいじゃろ」と答えると、「その見方はおかしい。男性社会の偏見や。だって今言われている次期総理候補は、みんな二世のお坊ちゃんらやが。あのひとらかってちやほやされながら育ってきたはづやしワガママなはづや。けど世間はお嬢さんだけを叩く。」と攻撃された。

お嬢さんとかお坊ちゃんの実像はどんなものなんだろうか、実際に会って観察してみたい、と私は思った。
しかし、私には育ちの良さそうな知り合いは誰もいない。ヤーサン風情はいるけどなあ。
〇「中学校建設問題掲示板⇒OCR表示失敗⇒資料を「議会報告⇒今後の見通し」への画像貼付け」を完了しました。ちょっと読みにくいけれども、我慢してください。

06/02/06 (月) 寒い朝

昨日は、某寺の護持会総会に出席した。
会長挨拶から始まり、会計報告・行事報告・行事予定報告等が終わったあと、新年会に移った。沢山の人達のうちの殆どが私より年上だ。つまり、老人会みたいなものである。
熱燗サカズキさしつさされつ、よしなしごとしゃべり合ううちに時は過ぎていった。
ひとりひとりと帰っていき、気がついたら役員さんがただけが残っている。
突然、閉めの挨拶を指名された。
指名されたところで、改めてしゃべることなど何もないなあ、と思った私は得意技を披露することにした。
エールである。応援団が「フレーフレー」と絶叫するあのエールである。実は昔とった杵柄なのだ。やったあとはすっきりとした気分になった。

06/02/05 (日) 水仙

昨晩は、芦原温泉の某旅館で、地区団体の親睦新年会が開かれた。
先日城崎温泉に行ったばかりなので、どうしてもそこと比較する気分になる。
芦原温泉の場合は個々の旅館の図体が大きい。土産物売場完備で勿論ニ次会用のロビーも備えている。つまり、客が一度旅館に入ったらもう外へは出さないという姿勢なんやね。その結果、街としての風情が失われていることが、温泉への来客数減少につながっている。
再生への道は険しいけれども、先ず我々住民が散策したい街にならなければ、遠来の客を引きつけることはできない、と思う。

宴席が終わり、すぐ熟睡。午前5時に目が覚めた。
この時刻、旅館で珈琲を飲むことができない。
熱々珈琲キリマンジャロを事務所で飲む為に、旅館を出た。雪で道路は真っ白だ。凍てついている。ゆるゆるゆるゆると事務所に戻った。
〇きょうの夕刻、事務所のドアをノックする音が聞こえた。
開けると女(ひと)がいた。
「おくればせながら誕生日の御祝いよ」と言って、水仙を私に差し出した。

昔私が若かった頃、「ブラザーズ・フォー」というフォークグループがヒットさせた唄に「七つの水仙」がある。
・・ぼくには地位も金もない。だから野に咲く七つの水仙しか君にプレゼントできない。でも誰よりも君を愛してるよ・・・くらいの意味の唄だ。
彼女が帰ってから数えたら、水仙は九つもあった。

一夫一婦制をかたくなに守っている私にとって、その女(ひとづま)との関係は勿論ややこしいものではない。
しかしながら、私のココロは限りなく透明になっていった。


06/02/04 (土) 快晴の土曜日
庭に薄氷が貼る程の寒い朝ですが、快晴だ。


きょうは週末なので、動画を撮りに行こうか、と思っています。
〇昨晩、知人のMr.Mに頼んで「テーマ別掲示板」をつくってもらい、管理を委託しました。管理者によれば、「テーマ別掲示板」のテーマは、複数製作可能とのことです。希望があれば「掲示板」に書き込んでください。
管理者に連絡します。

06/02/03 (金) 城崎にて

人口わずか4200人の旧城崎町(今は豊岡市だ)。85件の旅館を持つ城崎の75%が観光産業に従事している。いろんな意味で芦原温泉街と対照的だ。

①泉源を共有し、温度も共通温度に設定している。
②一旅館あたりの宿泊キャパシテイは100人前後と小さい。
③宿泊客に対しては、外湯(Σ7件)の入浴サービス券を提供している。
④街の中央を流れる川の岸には、しだれ柳の並木が続いている。
⑤コンビニなしである(旅館組合が拒否しているそうな)。
⑥各々の旅館は木造3階建て平入りで、高さを統一し色を統一し肌を統一している。(この街並みデザインには隠れた建築家例えば私のようなひとの手が入っているのではないかと推測したのだが、案の定で、某大学研究室の計画によるものとのこと)
⑦旅館の普請は全て地元工務店の手によるものである。
⑧ハード・ソフト両面での規制統一は、行政からの上意下達ではなくて、あくまでも組合員相互意思の積み上げである。

霧雨街並早朝浴衣散歩の時、通学途上の沢山の高校生が歩いていた。
すれ違った女子高校生に「おはよう」と、声をかけたのだが、相手は目線をそらし無言のままだった。これはいけんね。

06/02/02 (木) 視察研修(抄)

今議会で設置されているふたつの特別委員会のうちのひとつが「街づくり調査特別委員会」で、私はこれに入っている。
そしてその視察研修が去る1月31日、2月1日の一泊二日で行われた。
研修先は、兵庫県豊岡市で去年コウノトリで話題になった自治体だ。
目的は芦原温泉街再生のためのノウハウ研修である。
バスで4時間というのはちょっときつかった。

豊岡市は、兵庫県の北東部に位置し、豊岡市、城崎町、竹野町、日高町、出石町、但東町の1市5町が平成17年4月1日に合併し発足した。

第一日目は豊岡市役所。
研修事項は
(1)観光を中心としたまちづくりの現状と今後の取組みについて
(2)城崎温泉の観光振興について

質疑応答だった。

二日目は城崎観光協会で、現在に至るまでの温泉街の変遷と問題点をいろいろ教えていただいた。

と、ここまで書いてきて思うのだが、質疑を順序だてて書いていくと文章がどしどし広がり、日記風じゃなくなってしまう。ここは場所を改めて、コンテンツ「議会報告」に書くべきだ、と思う。

ひとつだけ・・・
観光協会会議室での質疑の最中、壁面に貼られた全国配布用大型ポスターのキャッチコピー字句「ほっこり きのさき」が目についた。
当日の早朝に街を散策して感じることの多かった私は、質疑終了後に協会専務理事に話しかけた。街を歩いて楽しかったことを伝えてから、その字句を
ほっこり あるきのさき」に変えたらどうでしょうかと申し上げた。
専務理事の表情が一瞬輝いた(ような気がした)。
ということで
もしも来年度の城崎温泉宣伝ポスターがその字句になっていたとしたならば、原本は私の舌にあったということになるのであります。

06/02/01 (水) やっぱり家がいい

一泊二日の視察研修を終えて、本日午後7時半に帰宅。すぐ喪服に着替えて通夜にいった。
事務所に戻り、事務書類を整理してからパソコンに向かったのだが、どうにも悪寒がとまらない。長時間バスに乗っていたことでカラダに疲れがでているからかもしれないし、車中臨席議員との話のテーマが「死とは何か、永遠とは何か、なかんずく愛とは何か」だったのでアタマに疲れが出ているからかもしれぬ。
そこで、研修報告の書き込みは明日にすることにしました。今から風呂に入り塩マスで晩酌をし、布団に入って読書をします。

〇ところで、私は最近「巨人の星」全巻を読み返しているのですが、川崎のぼるが描く登場人物、例えば星飛遊馬・左門・花形・伴・明子エトセトラのなかで星一徹だけがどうにも表情が異質だとずうっと思っていました。
そして一昨日の晩、突然気がつきました。
星一徹はさいとうたかをの描く顔だ、ゴルゴ13の顔である。
皆さん、そう思いませんか?